面接前におさえておきたい5か条の心得ポイント

鉄則5つ
【面接時のマナー・ポイント4か条】
1. 遅刻しない
2. 第一印象に気を遣う
3. 飾らず自分の言葉で話す
4. 予習をする(履歴書・職経歴書との差異がないか)

【心得1】面接に遅刻しない

基本的なことですが、面接時間に遅れることは絶対にNGです。
考えれば分かることですが、大事な面接に遅れる人というのは、普段から時間にルーズなことが多いものです。
企業側の採用担当者も暇ではありません。
通常業務の傍らで面接時間を差し込んでいます。
仕事に雑なイメージを持たれてしまう危険性がある
転職などの中途採用に関わる面接では、じっくり時間をかけることも多く、採用担当者も自身のスケジュールを割いています。
企業に勤める人にとって、時間は大きな価値があります。
企業に就職して「時間をムダにするな」というのは、最初に教えられたりします。
大事な面接に遅れるような人物は、仕事を雑に扱うイメージを持たれてしまいます。
企業の人事担当者にも迷惑がかかる
面接官が複数人の場合、書類選考を行った人事担当者の上司や現場の上長が出席することもあります。
遅れて連絡もない応募者に肩すかしを喰らった上司たちに恥をかかせることにもなりますし、書類選考で能力を見誤ったとして人事担当者の評価も下がります。
色んな人に迷惑がかかることになりますので、面接時間に遅れる場合は事前連絡だけは忘れないよう心得ておきましょう。

【心得2】面接時は第一印象に気を遣おう


ほとんどの面接官は、面接開始から数分で応募者の合否を決めていると言われています。
したがって、面接でどんなに良い話・態度で参加したとしても、第一印象が悪ければ、選考突破するのは難しいです。
良い第一印象のためには、次の2つが欠かせません。
• 身だしなみを整える
• 元気よく挨拶をする
身だしなみを整える
身だしなみは全体的に清潔感を保つことを心得ておきましょう。
基本的にはスーツ着用です。
中には私服でOK・服装自由という企業もありますが、それでもスーツで臨んでも問題はありません。
面接で最初に見られるところは、ほとんどの場合、足元です。
また、髪型や口元、目の周り、指先、ネクタイにボタン、スーツとシャツのしわなど、鞄に至るまで細かくチェックされます。
面接に適した髪型
(女性の場合)前髪が長い場合はピンで留めたり、サイドの髪も耳にかけたほうが表情が明るく見えます。髪が長い場合は束ね、清潔感のある髪型を心がけてください。高い位置でのお団子やボリュームのあるアップスタイルなど派手な髪型はNGです。
(男女ともに)髪を染めている場合、飲食店や接客業など業種・職種によってはヘアカラーがマイナス評価につながることもあります。真っ黒に染め直す必要はありませんが、髪色が極端に明るい人は、いくらか落ち着いた髪色にトーンダウンしておくことをオススメします。
女性はバレッタやシュシュなどのヘアアクセサリーも同様に、シンプルなものを選ぶか着けずに臨み、目立つものは外しておきましょう。

どこを見られても大丈夫なように、事前に入念なチェックをしておくことが大切です。

・面接に適したメイク
美容関係などしっかりしたメイクが求められる仕事以外は、ナチュラルメイクが基本です。ただし「ナチュラルメイク=薄化粧」という意味ではありません。大人の女性としての身だしなみという観点から、すっぴんはNGです。派手なアイシャドウや濃いアイラインなどは避け、自然で清潔感のあるメイクを心がければ好印象につながります。つけまつげやまつげエクステは、自然であれば問題ありませんが、ボリュームがありすぎると「化粧が濃い」という印象を与えてしまいます。どうしてもつけたい場合は、毛量や長さを調節して目立ちすぎない程度に抑えましょう。

 

職種ごとに違う!パート面接時の服装
・面接時の服装の基本
どの職業にも共通する大事なポイントは「清潔感と身だしなみ」です。きちんとしたスーツを着ていたとしても、汚れがあったりしわくちゃだったり、だらしない着方をしていては、相手に与える印象が良くなるはずはありません。清潔感のある服装を心がけることを基本として、職種ごとに服装の例を見ていきましょう。
元気よく挨拶をする
第一印象は、身だしなみだけではありません。
挨拶をはっきり元気よく言うことも、第一印象を良くするために大切な心得です。
例えば、入室時の「失礼します」や、面接開始時の「よろしくお願いします」などです。
挨拶を小さな声で行ってしまうと、「あまり仕事に対しても意欲的でない人なのかな」などと思われてしまう可能性があります。
したがって、挨拶をはっきり元気よく行うことは重要な心得です。
同様の理由で、元気よくはっきりと自己紹介を行うことも重要です。

【心得3】面接では飾らず自分の言葉で話す
面接では、自分を良く見せるために、前職での話を盛ってしまったり、飾った表現を用いがちです。
しかし、そのように自分を飾ってしまうと、話している内容が自分の言葉ではなくなってしまうため、どうしても違和感が生じてしまいます。
大体の場合、採用のプロである面接官はその違和感を感じ取ってしまうため、結果的に逆効果となってしまいます。
話を盛らない
面接の場で、求職者は自分をよりアピールするために、話を盛ってしまいがちです。
しかし、人間は本音で話している時と嘘の話をしているときで、表情や話し方等に大きな差があります。
人材採用のプロである面接官は、ほとんどの場合その違和感を感じ取ってしまいますので、話を盛るのはやめておきましょう。
面接対策本の表現をそのまま用いない
面接を受けに来る応募者の方々の中には、「面接対策本の言い回しをそのまま暗記してきたんだろうな…」と思われる方がいらっしゃいます。
このような方々は、その内容がどんなに素晴らしいものでも、説得力に欠けるものに聞こえてしまいます。
なぜなら、心から本当に思っている内容・感情が表現されるのではなく、一度頭にインプットした内容を引っ張りだす作業になってしまうため、ぎこちない話し方になってしまうからです。
また、質問内容が微妙に異なるだけで、答えることができなくなってしまう可能性もあります。
そのため、話の説得力を増すために、極力自分の言葉を用いて話すようにしましょう。

【心得4】書類選考の内容と差異がないように予習、準備しておく
面接が行われる際には、事前に書類選考を行っている場合が多く、履歴書や職務経歴書、自己PR文を提出しているはずです。
そのため面接では、これら書類の内容に関する質問が行われることがありますので、書類と異なることを話さないように注意するのが大切な心得です。
もし面接で、提出書類の内容と矛盾する話をしてしまった場合、応募者のイメージは大きく下がり、不採用の可能性が一気に高まります。
そのため、提出書類に関しては、事前にコピーをとっておき、面接で矛盾した内容を話さないようにすることを心得ておきましょう。

【心得5】面接で気をつけたい話し方

面接の場では基本的には敬語を使う。
当たり前のことですが、基本的に面接の場では敬語を使うようにしましょう。
ただし、丁寧すぎる言葉を選んでしまい、余計に言い回しが聞き取りにくくなってしまうこともありますので、やり過ぎには注意しましょう。
採用側の担当者の中には緊張を和らげようとしてくれて、フランクな口調で会話をしてくれる人もいます。
しかし、面接官のフランクな口調に合わせて応募者側もタメ口になってしまうと、印象マイナスです。
そのため、面接の場では意識して敬語を使うことを心得ておきましょう。
大きな声・はっきりとした口調で話す
応募者の性格にもよりますが、緊張していて小声になってしまう方がいらっしゃいます。
意識してはっきりとした口調で話せるように練習をしておきましょう。
大声で張り上げる必要はありませんが、小さい声は相手に伝わりにくく、相手側が聞き直さなくてはなりません。
そうなってしまっては、聞いている面接官にとってストレスです。
また、「この人にはヒューマンスキル(コミュニケーションスキル)が不足しているのでは?」や「人間関係作りが不得意なのでは?」という疑問を持たれてしまいます。
そのため、大きな声・はっきりした口調で話し、面接の場に良い雰囲気を与えることを心得ておきましょう。
<結論から話す>
自身の話をするときは、回りくどく話さずに結論から入りましょう。
自己PRで長所を説明するときにも自分の強みをまずは伝えます。
例えば長所が「向上心」であったとします。
その場合、「私は常に目標を持って行動することを心がけています。学生時代のサークル活動で

は目標を○○として活動し…」というようにアピールするのが良いです。
ダメな例は、「私は学生時代、サークル活動で○○の目標を持ち…」という話し方です。
具体的な内容から話始めてしまうと、結局何が言いたいのか伝わらなくなってしまいます。

そのため、面接では結論から話すことを心得ておきましょう。
以上5つのポイントを心得ておき、面接に臨みましょう。

 


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